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 メールマガジン 中小企業経営者のための、インターネット活用Q&A

        2001/11/27(第2・第4火曜日発行) 700 部

 第16回 インターネット通販、参入すべき?しないべき?
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□ ご挨拶
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みなさま、こんにちは。
ご購読いただきまして誠にありがとうございます。
初めてのみなさま、数あるメルマガの中から選んでくださり、ありがとうござ
います。

このメルマガは、インターネットをビジネスに活用する際に直面するさまざま
な問題とその解決策について、質問に答える形で提案していきます。


■
□ インターネット通販、参入すべき?しないべき?
■

最近よく寄せられる相談です。

我社は小売業で、商店街やショッピングセンター内に店舗があります。
ご多分に漏れず売上は頭打ち。その打開策としてインターネット通販を調査し
ておりますが、目に付くのはマイナス面ばかり。
手を出さないほうが無難でしょうか?

これからインターネット通販を始めようと製作会社に見積りを依頼したところ、
初期投資に百万円以上かかるとのこと。
利益率から考えると、そんな金額は払えません。何か良い方法はありませんか?


□
■ やるべきことをやってから判断しても遅くはない
□

まず最初の質問から。

インターネット通販を検討中とのことですが、現在、貴社または貴店のホーム
ページはありますでしょうか?
もし無いのでしたら、先に「お店案内」のホームページを立ち上げ、そこから
実店舗への誘導を図ってみましょう。また逆に、お客様にホームページの存在
をお知らせし、要望や不満を募集してみましょう。
ここまででしたら、コストはほとんどかかりません。

おそらく最初はアクセスも少なく、実店舗への誘導どころではないでしょう。
要望や不満もほとんど寄せられないはずです。残念ながら、それが現実です。

さてそこでどうするか。選択肢は3つです。
 (1)とりあえずそのまま
 (2)効果が無いホームページは廃止
 (3)それなりのコストをかけながら費用対効果を計測

(1)と(2)の場合は、当然のことながらインターネット通販には参入しないこと
になります。

(3)の場合は、その計測値次第ということになります。
成功事例や失敗事例が、そのまま自社に適用できることは稀です。商品や会社
の規模、そして担当者の資質によっても異なります。
そのため、少ないコストで実験し、より詳しい判断材料を揃えていくわけです。

またこれでしたら、インターネット通販に参入する場合にも、それまで蓄積さ
れたノウハウを活かすことがでます。

もちろん、
「そんな時間無いよ!」
「そんなことができる人が社内にはいないよ!」
という場合も多いことでしょう。
そんなときは、弊社にお声をかけていただければ、お手伝いをさせていただき
ます。


□
■ 初期投資を抑える方法
□

次に、初期投資額を抑える件。

話を具体的にするため、弊社の見積書を紹介すると、
 (a) 基本契約料、ノウハウ・アドバイス・技術料
 (b) ページ製作費
 (c) ノウハウ・技術指導料
 (d) サイト運営費
 (e) 訪問手当
 (f) デザイン料
 (g) システム開発費
と分かれております。

このうち、(b)〜(e)は実作業を伴うもの、(a)は目に見えないもの、そして
(f)(g)は、よほどのことが無い限り発生しないものです。

ここで(b)のサイト構築費はページ製作数によりますので、例えば全10ページ
のうち半分の5ページをお客様が製作するのでしたら、自動的に半額になりま
す。
また(d)のサイト運営費は、弊社のアドバイスに基づいてお客様自身がやられる
ときはゼロとなりますし、逆に、何から何まで弊社にお任せということであれ
ば、(c)のノウハウ・技術指導料がゼロになります。

さらに、(d)のサイト運営費や(e)の訪問手当は月々の支払い、(a)のノウハウ
料や(c)の導料は分割払いにも応じています。

表現は異なるかもしれませんが、他社の見積根拠も基本的には同じはずです。

そのため、もしお手元の見積書がこのように分けて書かれていなければ、まず
その明細を提出してもらいましょう。
そしてそれらを、自社でできるものとできないものに振り分け、できるものは
自社でやれば、ある程度までは初期投資額を抑えることが可能となります。


□
■ 見かけ上の費用と実際の費用には注意
□

最後に1つだけ注意点を。

上のように自社の作業分担を増やすと、見かけ上の費用は圧縮されます。
しかし例えば、社員が勉強しながら1ヶ月かけて10ページ製作したとしたら、
実際の費用はその社員の月給分かかったことになります。
それならば、お金を払って5日で10ページ製作してもらい、さらにお金を払っ
てそのメンテナンス方法を教えてもらったほうが、どう考えてもコストダウン
になります。

またプロモーションテクニックに関しても、1から自分で勉強するのと、ノウ
ハウ指導料を払ってある程度のレベルまで一気に引き上げてもらい、それから
自分で勉強するのとでは、効率がまるで違います。

くれぐれも、見かけ上の費用だけに目を惑わされないようご注意を。


□
□ タイトル変更のお知らせ
□

前回「ある大手家電量販店に見る情報の滞り」というタイトルでインターネッ
トとは直接関係の無い、しかし実はけっこう意味深い話を書いたところ、こと
のほかご好評をいただきました。
またそれとは別に、インターネット以外のIT活用に関しての質問をいただく
ことも多くなりました。

そこで、次回からタイトルを変更させていただきます。
題して『中堅・中小企業経営者のためのIT活用Q&A』。
守備範囲を広げた当メルマガを、今後もどうぞよろしくお願いいたします。


□
□ 質問、相談お待ちしております
□

本メルマガは、読者のみなさまから寄せられる質問や相談を一般的・汎用的に
アレンジして紹介し、できる限り双方向性の高いメールマガジンを目指します。

連絡は、http://www.surv.co.jp/research/formmail.html から、または下記
項目を明記のうえ、webmaster-kj@surv.co.jp へお願いします。
 ・タイトル(必須):質問/相談/その他
 ・お名前(必須)
 ・電子メールアドレス(必須)
 ・貴社名(必須)
 ・部署名
 ・貴社(部署)所在地
 ・貴社URL
 ・内容(必須)

ご連絡お待ちしております。

なお、個別(直接)の相談につきましては、その旨タイトルに明記していただ
ければ、追ってこちらから連絡をさせていただきます。


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━━━━━━━━━━━━━━━ 感 謝 ━━━━━━━━━━━━━━━
発行:中小企業IT活用研究会 http://www.surv.co.jp/research/
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  :質問:相談連絡先    webmaster-kj@surv.co.jp
ID:0000063889
発行システム :『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/
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