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メールマガジン 中堅・中小企業経営者のためのIT活用Q&A
2003/07/16(毎月第3週目発行) 793 部
第37回 販売店検索システム
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□ ご挨拶
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みなさま、こんにちは。
ご購読いただきまして誠にありがとうございます。
初めてのみなさま、数あるメールマガジンの中から選んでくださり、ありがと
うございます。
本メールマガジンは、バックナンバー http://www.surv.co.jp/mag/kat/ も
公開しております。第1回からお読みになられると、より一層楽しめると思い
ますので、ぜひご覧ください。
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□ 質問
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弊社は機械製造業で、それを社員が日本全国の顧客先に設置に行っています。
ところが、現場で設置用の部品(例えばボルト)が足りないといったことが、
しばしば発生。
それを本社から送ると1〜3日かかりますので、到着までの間、社員はやるこ
とも無くただ待つだけ。時間と宿泊費がムダになってしまいます。
たったボルト1本のために・・・。
そこで、現場近くで目的の部品を販売している商店を検索できるウェブサイト
ができないものかと考えています。
またさらに、それらの商店が現場まで配達可能か、タクシーに載せて送ってく
れるかどうかなどの付加情報も見られれば便利だと思っています。
こういったアイデアを機械製造業仲間に伝えたところ、同じような悩みを抱え
ているところも少なくなく、同様の仕組みを求めているようです。
こういった仕組み(システム)を、自社または機械製造業仲間でつくることは
できるのでしょうか?
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■ (狭義の)販売店検索システムだけなら、つくるのは簡単ですが・・・
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ご質問にあるような「欲しい部品がどこで買えるか?」を検索できるウェブ
サイトをつくるだけでしたら、簡単です。
というより、弊社が運営している「買物じょうず」
http://www.kaimono-jozu.com/
がまさにそれにピッタリのシステムで、お店の付加情報も登録することができ
ますので、このシステムをそのまま貴社に持っていけば、ほとんど手直しする
ことなく使えるはずです。
と、もし弊社が純粋なシステム開発会社でしたら、おそらく今すぐ売り込みに
伺うところでしょうが・・・
実は、IT導入で失敗するパターンの1つが、これなのです。
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■ (広義の)販売店検索システムで問題を解決しようとするなら
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まず、何がなんでもこういった販売店検索システムで問題を解決したいという
場合。
販売店検索システムで大事なのは「入れ物」でなくその中に入っている物、
つまり「情報」なのですから、それをどうやって「入れ物」に入れるかという
ことを考える必要があります。
例えば、その部品の製造業者が販売店の一覧を持っていて、それをたとえ有料
でも電子データの形で譲ってくれて、なお且つ定期的に更新データを送ってく
れるのなら、何も問題ありません。
しかし、そういったことは極めて稀。
ならばどのようにしてデータを集めるのか?
データの電子化は誰が行うのか?
データ更新はどうするのか?
それらにかかるコストはどれくらいなのか?
こういったことも含めて仕組み(=広義のシステム)ができて始めて、問題が
解決するわけです。
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■ 欠品防止システムのほうが先のような気が・・・
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今回送っていただいた少ない情報を元に考えた意見なので、もし的外れだった
らごめんなさい。
そもそも、なぜ現場で設置用の部品が足りなくなるのでしょうか?
なぜ現場に不足無く送ることができないのでしょうか?
もし弊社が個別コンサルティングするとしたら、上記システムの提案より先に
この辺りを調査します。
仮に、機械ごとに設置用の部品の数が異なって管理がタイヘンということであ
れば、そういったものを管理するデータベースをつくりますし、部品点数を
チェックし終わるまで発送許可が出ないようなシステムをつくることもできま
す。
今のこの時代に、社員が連泊しても何とかやって行けているということは、
おそらく、素晴らしい品質で高価な機械を製造されていることと存じます。
欠品防止も品質の1つとみなし、先にこちらに手を打つことを強くおすすめし
ます。
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