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メールマガジン 中堅・中小企業経営者のためのIT活用Q&A
2002/06/18(第3火曜日発行) 738 部
第24回 もうそろそろ常時接続にしましょう
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□ ご挨拶
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みなさま、こんにちは。
ご購読いただきまして誠にありがとうございます。
初めてのみなさま、数あるメールマガジンの中から選んでくださり、ありがと
うございます。
本メールマガジンは、バックナンバー http://surv.tripod.co.jp/ も公開して
おります。第1回からお読みになられると、より一層楽しめると思いますので、
ぜひご覧ください。
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□ インターネット常時接続は無駄?
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ある食べ物の製造直販をしている会社の社長が、
・うちの会社はインターネット常時接続なんて必要ない
・仕事がらみで調べたいことなんて無いし
・インターネットでの販売も考えていない
・インターネットでの広告宣伝には興味あるけど、そんなのダイアルアップ
接続で十分でしょ
・常時接続だと遊んじゃいそうだし
とおっしゃていました。
本メルマガの読者の中には、
「うちの会社もそうなんだよ」とか「うちの顧客もそうなんだよ」という方も
いらっしゃると思われます。
さて、あなたならどう返答しますか?
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■ ある経営者の感想
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こんなとき私どもは、無理に説得したり常時接続のバラ色の効果をあげ連ねる
ことはしません。
「おしゃるとおりかもしれませんね」と言って、話題を変えます。
だって、「必要無い」って言ってる人にとっては、たぶん必要ないんですから。
仮に強引に説得したって後で恨まれるのがオチ。そんなの時間の無駄です。
(ドライ過ぎる?)
ただ最近は、別の経営者から送っていただいた次のメールをご紹介するように
しています。
わかりやすいと評判なんで、本人の許可を得て転載します。
> 先日常時接続可能となりました。
> 21日NTT工事日ということで、その日の午後モデムを繋いでみた。
> モデムを接続して一発でモデムのリンクランプが点いた時は、思わず
> 涙ぐんでしまいました、やっと常時接続に戻れるって。
> 以前TVで親に携帯電話を取り上げられて泣いていた女子高生がいた
> が、その気持ちがよく判る。彼女にとって携帯は五官の一部。
>
> もう常時接続ADSLは空気のように当たり前で、CRTの向こう側
> に世界が広がっている、随時ニュースを見たり、天気が気になれば天
> 気予報を見、解らないことがあれば検索し、行き詰まったら掲示板リ
> ードに逃げる、もう電話などあまり架かってこないし、新聞を取るの
> を止めた、FAX専用電話番号も止める、ネットを介して世界と繋が
> っている。特にネットとも意識していない、シナプシスの延長上にネ
> ットを介した世界がある。
> こんな人間に1分10円也りの断続的なモデム接続は耐えられない。
> 私みたいなネット依存人間が沢山居るとか、今後沢山増えるとは言わ
> ない。
> ただやはり通信は空気のようになって行ってしまうんだろうとつくづ
> く感じた。携帯電話、インターネット電話、IP電話、IPV6、ブ
> ルートゥース、ユビキタス、全て行き着くところは人間と人間、人間
> と機械が同時に多重に複層的に繋がってる世界なんだろう。
>
> 以上、常時接続に戻れた時に感じたことです。
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■ そろそろ「ビジネスに必須のインフラ」と考えて良いのでは?
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電話が出現したての時代、FAXが珍しかった時代、いずれの時代も、それら
をビジネスに活かそうとする積極派と、「そんなの無くても仕事ができる」と
言い張る消極派のせめぎあいがあったことは、容易に想像できます。
そして、時間の経過とともに、価格の低下とともに、活用事例が増えるととも
に、ビジネスに無くてはならないインフラとして広く認められてきたのではな
いでしょうか。
インターネット、そして今回のテーマである「常時接続」も、それらと同じだ
と思いませんか?
そこで「否」と言われたら・・・
もう、「おしゃるとおりかもしれませんね」と応えるしかないでしょう。
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□ 質問、相談お待ちしております
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本メルマガは、読者のみなさまから寄せられる質問や相談を一般的・汎用的に
アレンジして紹介し、できる限り双方向性の高いメールマガジンを目指します。
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