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 メールマガジン 中堅・中小企業経営者のためのIT活用Q&A

              2003/03/19(毎月第3週目発行) 782 部

 第33回 どれくらいの企業規模から専任システム担当者が必要か?
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□
□ ご挨拶
□

みなさま、こんにちは。
ご購読いただきまして誠にありがとうございます。

初めてのみなさま、数あるメールマガジンの中から選んでくださり、ありがと
うございます。
本メールマガジンは、バックナンバー http://www.surv.co.jp/mag/kat/ も
公開しております。第1回からお読みになられると、より一層楽しめると思い
ますので、ぜひご覧ください。


■
□ 質問
■

先日、インターネット回線をIDSNからADSLに替えたら、ネットバンキ
ングができなくなってしまい、復旧にもかなり時間がかかってしまった。
二度とこういった事態を繰り返さないためにも、専任のシステム担当者の必要
性を感じている。
一般に、どれくらいの規模以上の会社が、そういった部署を設けている?


□
■ 企業規模からは判断できない
□

質問は、大企業の「システム部」の小型版をイメージしておられるようですが、

 ・社員が何名になったら何名の専任システム担当者が必要
 ・売り上げが何億円を超えたらシステム専任部署が必要

といったことは、一概に言えるものではありません。
(もし言う人がいたら、おそらく根拠の無い「あてずっぽう」のはずです。)

その会社の業種、仕事の仕組みや実際の流れ、社員のIT活用能力、現在の
社内外のITインフラ、といったものから総合的に判断するしかないのです。

また最近は、大企業でさえシステム部門を切り離す傾向にあるということも
知っておきましょう。この場合、社内に残るのは、極端な話

 ・こんなことがしたい、それに適するシステム何かある?
 ・このシステム、今こんな問題があるけど、こうすることできない?

と質問を投げかけるユーザのみ。それに対する解決策は、別会社になった
旧システム部門が「提案」や「アドバイス」そしてときには「代行」する形に
なります。
(現状は、なかなかそこまでいっていないようですが。)


□
■ 外部との役割分担を考えてみましょう
□

仮に社内から選抜してシステム部門をつくったとしても、一人前に育てるには
時間がかかりますし、社外からそれなりのスキルの人材をヘッドハンティング
したら、それこそ「超高給」集団になってしまいます。

そこで、

 〇社内では

   ・こんなことがしたい、それに適するシステム何かある?
   ・このシステム、今こんな問題があるけど、こうすることできない?

  といった「質問を投げかけられる」能力(現状に何の問題も感じなかった
  り、それなりの動向を知らなければ質問さえできません)や、ITを使い
  こなす能力、そして提案の良否を判断できる能力を養う。

 〇そして質問に対する解決策は、外部の業者から提案やアドバイスを受ける。

といった役割分担を考えてみてはいかがでしょうか?

これなら通常業務の延長ですので、それほど混乱することも無いはずですし、
コストも抑えることができます。


□
■ 外部の業者と役割分担する場合の注意点
□

外部の業者と役割分担する場合の注意点は、次のとおりです。

 ・上記の「質問を投げかけられる」能力を全社員が磨かなければ、いつまで
  たっても何も変わりません

 ・外部の業者には、可能な限り自社の情報を提供しなければ、適切な提案は
  望めません
  よって、できれば定期的な相談の場を設けたほうが良いでしょう

弊社でも、

 ・非常勤CIO(情報統括責任者)
 ・非常勤システム担当

というサービスメニューを用意していますので、関心のある方はお問合せいた
だければ幸いです。


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□ 質問、相談お待ちしております
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連絡は、 http://www.surv.co.jp/reception/fm-surv-q.html から、
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 ・貴社(部署)所在地
 ・貴社URL
 ・内容(必須)

ご連絡お待ちしております。

なお、個別(直接)の相談につきましては、その旨タイトルに明記していただ
ければ、追ってこちらから連絡をさせていただきます。


■
□ おまけ
■

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

本メルマガのテーマとは全然関係無いのですが、先日テレビで観て、考えさせ
られた話です。

 ・パーソナリティ形成の約50%は、遺伝子によるらしい。

 ・ドーパミンに関わる遺伝子の研究によると、日本人は新奇性追求の傾向が
  強くないらしい。

 ・セロトニンに関わる遺伝子の研究によると、日本人は慎重、臆病な傾向に
  あるらしい。

 ・国民性や起業率の多い少ないも、これで説明できる?

興味がある方は、上記のキーワードでインターネット検索してみましょう。
結構情報が多いですよ。


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━━━━━━━━━━━━━━━ 感 謝 ━━━━━━━━━━━━━━━
発行:中小企業IT活用研究会 http://www.surv.co.jp/research/
  :有限会社サーブ     http://www.surv.co.jp/
  :質問:相談連絡先    webmaster-kj@surv.co.jp
ID:0000063889
発行システム :『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/
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