━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  メールマガジン ホントに実践!インターネットマーケティング

           2001/05/07(第1・第3月曜日発行) 1,726 部

  第46回 インターネットは「せっかち」な人を増やす?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

□
□ ご挨拶
□

みなさま、こんにちは。
ご購読いただきまして誠にありがとうございます。

初めてのみなさま、数あるメルマガの中から選んでくださり、ありがとうござ
います。
本メルマガは「バックナンバー」(http://www.surv.co.jp/mag/mkt.htm)も
公開しております。第1回からお読みになられると、より一層楽しめると思い
ますので、ぜひご覧ください。


さて今回は、これまでと趣を変えて、ここ数ヶ月感じた上記のテーマについて
お話をしていきます。


■
■ クイックレスポンス
■

「買物じょうず」のメンバー様はご存知のことですが、「買物じょうず」では
問い合わせに対して24時間以内のレスポンスを心がけています。
その割合は95%以上のはずです。

例外は、

 ・調査等が必要で、すぐに答えられない内容

 ・どうしても応答態勢が整えられなかった何日か

 ・1つのメールに、用件と、それとは別の問い合わせが混在していたため、
  後半に記されていた問い合わせを見落としていた

くらいでしょうか。

多少無理をしてでもこのクイックレスポンスを守ってきたのは、インターネッ
トは原則24時間365日営業で、なお且つ双方向のメディアだから。
実際「買物じょうず」は、24時間いつでも必ず1人以上はアクセスがありま
すし、時刻にかかわらず問い合わせメールも発信されています。

逆に、1時間以内とか30分以内でないのは、「買物じょうず」はあくまでも
「情報系」(詳細は本メルマガの第1回参照)サイトだから。
一刻を争う問題はありえないからです。


■
■ 同じことを他のサイトにも求めてしまう
■

零細企業である自分達が運営しているサイトでさえ24時間以内のレスポンス
なのだから、大企業や店頭公開しているベンチャー企業にはそれ以上の早さを
求めてしまうのは、人情。

先日も弊社が契約しているインターネット広告の代理店に大きなミスが相次ぎ、
それに対する問い合わせ(抗議?)の返答が1日経っても来ないので、怒り
心頭。
先方の問い合わせ数の多寡などおかまいなしに、催促のメールを出してしまい
ました。

インターネット広告の代理店って、技術者は24時間誰かしら出社しているよ
うですけど、非技術系のサポート部隊はカレンダー通り休んでるっぽいですね。
どこの会社も。(これじゃあ先が思いやられる...)

今の時代、おそらく一般のインターネット利用者も同じようにクイックレスポ
ンスを求めるのではないでしょうか。
他には真似のできない商品やサービスがある場合は別として、他社と競合して
いる場合は、このレスポンスの早い遅いは、今後大きな違いとなることでしょ
う。


■
■ 同じことを何にでも求めてしまう
■

人間は、1度便利なものを知ると、それが当たり前と感じてしまうという
性(さが)があります。
インターネットでクイックレスポンスを体験すると、今度はそれを従来の仕組
みにまで求めてしまいます。

例えば先日、無線LAN装置を購入し、うまく動かないのでメーカーのフリー
ダイアルに電話しました。混んでいるのでメッセージを録音してくれれば追っ
て連絡をくれるとのこと。それに従い待つこと数時間。いっこうに電話が来な
いのにシビレを切らしてこちらから電話したら、また同じメッセージ。
いいかげんイヤになって、その装置を小売店に返品してしまいました。
それから数時間してようやく電話がかかって来ましたが、もう後の祭り。その
メーカーはせっかくの販売の機会を逃したことになります。

おそらくこんなことも、インターネットがこれほど一般化する以前なら、のん
びり待っていたかもしれません。

 ・お問い合わせ:平日9時〜17時

なんていう記述にも、特に違和感を感じなかったかもしれません。

でも、多くのインターネット利用者がクイックレスポンスの良さを知った現在、
こんな記述を見たとたん、もうそのメーカーの顧客に対する姿勢を疑って最悪
その企業をキライになってしまうのではないでしょうか。


■
■ インターネットは「せっかち」な人を増やす?
■

これらの事象を、

 ・せっかちな人が増えて困ったもんだ

と切り捨てるのは簡単。

でも、そういった要求に応えられる(耐えられる)よう体制を整えていった企
業だけが、数年後生き残っていられるのでは?と感じた次第。

みなさまは、どう思われますか?

今回は、ふざけたタイトルや内容にもかかわらず、実は本質的な問題だったり
してね。


□
□ 4月のデータ分析
□

今回は、4/1〜4/30 の総数のみご紹介します。
括弧内は先月の数字です。

 トータルアクセス数         :   28,262 ( 29,183)
 スタートからの累計アクセス数    :  246,787
 トータルページビュー数       :  380,716 (453,913)
 スタートからの累計ページビュー数  :3,318,555
 リンク先ショップへのアクセス    :   12,359 ( 11,342)
 うち法人メンバー様サイトへのアクセス:      314 (    605)
 商品情報のリンク先へアクセス    :    2,538 (  2,281)


□
□ 次回の予告
□

次回は5月21日(月)発行で、「サーバの引越し」というタイトルでお話す
る予定です。
お楽しみに。


―――――――――――― 登録/解除の方法 ―――――――――――――
メールマガジン「ホントに実践!インターネットマーケティング」は、
http://www.surv.co.jp/mag/mkt.htm によりいつでも登録/解除可能です。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

━━━━━━━━━━━━━━━ 感 謝 ━━━━━━━━━━━━━━━
もしよろしければ、お知り合いのかたにも「買物じょうず」ならびにこのメル
マガをご紹介くださいますようお願いいたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
発行     :有限会社サーブ http://www.surv.co.jp/
       :買物じょうず  http://www.kaimono-jozu.com/
       :担当      webmaster-kj@surv.co.jp
発行システム :『まぐまぐ』  http://www.mag2.com/
マガジンID :0000035221
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
   ※転載・複写の際は、恐れ入りますが、事前にご連絡ください。
    Copyright (C) 2000 SURV Co., Ltd. All rights reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
            
<< CONTENTS NEXT >>
新しいページ 1
無料情報・サービス
日経BP社連載コラム
無料メールマガジン
人気ショップの秘訣
インターネットマーケティング
メルマガ相互紹介
買物じょうず
ランキング
とくとく
くじ付メール P.S.ロト
似顔絵キャラのショールーム
 
有料サービス
個別相談
執筆・講演
勉強会
Webプロデュース
システム開発
自動応答システム
 
 
書籍
マスコミ掲載履歴
会社案内
 
 
 
 
電子メールアドレス

Mag2 Logo

Copyright (C) 2000-2009 SURV Co., Ltd. All rights reserved.